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 岐阜県多治見市で事務所を開いている社会保険労務士の永江正道と申します。
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マルクス『資本論』が描く未来社会

「『資本論』刊行150年に寄せて」から



「『資本論』刊行150年に寄せて」(日本共産党社会科学研究所所長・不破哲三、「しんぶん赤旗」2017年8月1日付~8月14日付連載)を読んだ。いくつかの新しい発見があったので、その部分を抜き書きしてみた。
私の目標は、私自身を含む人間の自由の追求・実現である。ポスト資本主義社会としてそれを実現する道を指し示した先駆者がカール・マルクスであった。そのマルクスが人生をかけた著作が『資本論』である。
『資本論』は現代社会に何を語りかけているか。そのエキスがこの連載にはあった。

 現代に光るマルクスの資本主義批判(2)から
 第1の教訓。「資本は、社会によって強制されるのでなければ、労働者の健康と寿命に対し、なんの顧慮も払わない」(資本論)。
―(不破氏は言います)マルクスは、この教訓に次の解説をつけました。それは、善意・悪意の問題ではない、競争で資本家たちにおしつけられる「資本主義的生産の内在的な諸法則」なのだと。
(この解明には、補足が必要な気がします。資本と心を持った資本家は区別する必要がある。個々の資本家の中には、「労働者の健康と寿命」だけでなく、その生活や働きがい(生きがい)に配慮している資本家もいるからです―永江)。

現代に光るマルクスの資本主義批判(4)から
「人民の消費力が減退し、労働者階級の窮乏と貧困とが増大しているのに、それと同時に上層階級における富の不断の蓄積と資本の不断の増大とが行われているということは、この国の社会状態のもっとも憂鬱(ゆううつ)な特徴の一つである」(これは『資本論』でマルクスが引用したイギリスの首相を19世紀に4度もつとめたグラッドストンの議会演説です)
―(不破氏は次の報告を紹介します)国際民間団体オックスファムの報告は、2017年1月時点で、世界の最上層にたつ富豪8人の資産総額が、36億人の下層部分(世界人口の半分)の資産総額と同額だという驚くべき数字を発表しました。なんと4億5千万倍の格差です。

資本主義は人類史の過渡的一段階(1)
「(我々がめざす)共同社会では、社会のすべての労働能力のある成員のあいだでの労働の均等な配分がすすめばすすむほど、社会の生活時間のうちで「物質的生産のために必要な部分がそれだけ短くなり、したがって、諸個人の自由な精神的および社会的な活動のために獲得される時間部分がそれだけ大きくなる」(資本論)。
資本主義社会では、「一階級(支配階級のこと-不破)の自由な時間は、大衆のすべての生活時間を労働時間へ転化することによって生み出される」(資本論)。

未来社会論についてのレーニンの誤解を正す
 レーニン「国家と革命」での2つの誤解(レーニンが誤ったという意味です―永江)。
一つは、強力革命論(いわゆる暴力革命です―永江)。日本共産党は中国の毛沢東一派との闘争のなかで、これをただし、多数者革命論こそ(選挙で政権をとるということです)マルクスの理論的到達点があることを明らかにしました。
二つは未来社会論です。レーニンは生産力の増大に応じて「労働に応じた分配」から「必要に応じた分配」に発展すると定式化しました。日本共産党は2,004年の第23回大会における党綱領改定(現在の綱領です―永江)の際に、この問題でマルクスが『資本論』で展開した未来社会論の全貌を明らかにし、日本における社会変革の展望の根底にすえました(内容は後述)。

マルクスの未来社会論(2)―輝かしい未来像
「自発的な手、いそいそとした精神、喜びに満ちた心で勤労にしたがう結合的労働」(「インター―ナショナルの創立宣言」マルクス起草)
―未来社会では労働の性格はなくなるが、他人のための苦役ではなく、楽しい人間的な活動に性格が変わったとしても、この活動(旧来でいう労働―永江)は、社会の維持・発展のためになくてはならないもの、そういう意味で、社会の構成員にとって義務的な活動となります。それ以外の時間は、まったくの自由時間です。労働の時間ではなく、自由時間が人間生活の主要部分になる、これが(我々のめざす)未来社会です。
「この国[必然性の国]の彼岸において、それ自体が目的であるとされる人間の力の発達が、真の自由の国が――といっても、それはただ、自己の基礎としての……必然性の国の上にのみ開花しうるのであるが――始まる。労働日(労働時間)の短縮が根本的条件である」(資本論)。

マルクスの未来社会論(3)
社会を変革し、生産手段を資本家の所有から社会の所有に移すことは短期間でできても、労働者階級が「奴隷制のかせ」を完全に脱ぎ捨てて、社会と生産の主人公にふさわしい階級に成長するには、「環境と人間を変える」長期の歴史的過程が必要だ、
これが、マルクスの「過渡期」(資本主義社会から理想の未来社会への過渡期―永江)についての新しい結論だったのでした。(「誰の指図も受けず自主的・自発的・自覚的に自由を謳歌し、他人を傷つけない人間―永江のイメージです」が大多数となるということでしょうか。)
私(永江)は孔子の「七十而従心所欲。不踰矩。」(70歳になったら自分の心のままに行動しても人道を踏み外す事が無くなった)の言葉を重ねた。

マルクスの未来社会論(4)
「私人の関係を規制すべき道徳と正義の単純な法則を諸国民の交際の至高の準則として確立すること」(「インターナショナル創立宣言」マルクス起草)
―マルクスが定式化した国際政治の基本目標です。


付録写真(記事とは何の関係もありません)

天然ガスで繁栄するドーハ(カタールの首都)
MAH02277(1) (360x203)

ペテルゴフ宮殿(ロシア・サンクトペテルブルグ)
MAH02814(1) (360x203)

クロンボー城(シェイクスピア「ハムレット」の舞台/デンマーク)
MAH03862(1) (360x203)




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