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社労士永江

Author:社労士永江
 岐阜県多治見市で事務所を開いている社会保険労務士の永江正道と申します。
 経営者も社員も笑顔あふれる会社づくりを全力でサポートしています。
 働く人が生きがいを持てる会社・社会をみなさんとごいっしょに築いていきたいと思います。


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中国の労働事情

srnagae

クローズアップ現代NHKで「中国のスト」を取り上げていました。内容は、凡庸、がっかりです。
07-22 20:11

ゲストというかコメンテーターというか、出演した大企業の幹部で、長年中国での経営を指導してきた方が言っていました。一言でいえば「ES」従業員が労働条件に不満を持ったからストが発生している、どのように従業員の不満を解消するかが決め手だと。これが難しい問題だと。コメントになっていない。
07-22 20:17

会社の従業員が不満を持つからストは起きます。満足していればストは起きません。私は、なぜ、日本企業でストが頻発するのかが問われていると思います。
07-22 20:19

原因は単純です。日本企業の労働条件が、外国・とくにヨーロッパの企業に比べて低いからです。例えば、ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲンの月収は上海で平均一万元だそうです。上海の日本企業の月収は、よくてその2分の1~4分の1のようです。
07-22 20:24

これでは、働いている場所が遠い他所の国ならともかく、すぐとなりの企業と自分の企業の労働条件が、賃金が半分しかない、3割しかない、これを見て、怒らない労働者はいません。
07-22 20:26

NHKの報道は、この核心を報道しませんでした。「従業員の満足を高めなければならない」「しかし、労働者の要求をすべて飲めば、利益が確保できない」、というだけ。これでは、問題解決の方途はみえてきません。解明すべき中心点はなぜ中国で他の国の企業に比して日本の企業で特別ストが多いかです。
07-22 20:35

私が、あらためて、注目したことは、パソコンや携帯電話での情報交換が中国でストが、次々に広がっている大きな要素になっているということです。ある工場でストが起きる。その要求、会社の対応が流される。要求が通れば、励まされる。通らなければ怒りと連帯がひろがる。情報交換はほんとうに重要です
07-22 20:41

中国では、労働組合は、通常、政府の意を受けて動く組織だと言います。これまでは企業の立場で、労働者を指揮する組織だったと言います。だから、労働者は、労働組合に頼らず、ある人が職場放棄する、共鳴した人が同じ行動をとる、それが圧倒的多数の労働者に、自然発生的にスト参加者が広がるのです。
07-22 20:47

この報道を聞いていて、小説「蟹工船」(小林多喜二著)が頭に浮かびました。現代日本とのちがいは何だろうと考えます。日本でも、派遣切りに象徴される労働者の不満と怒りは大きい、しかし、中国のように、たとえば、要求を掲げた職場放棄や他の行動が一気に広がることは、まずあり得ないと思います。
07-22 20:52

日本は連帯することがむつかしい社会になっている、労働組合などの組織はあっても団結しにくい社会になっています。日本では、団結権、団体交渉権、争議権(スト権)は憲法で労働者の権利として保障されています(労働3権と言います)。中国ではこれらの権利は明確に保障されているわけではありません
07-22 20:58

中国でのストの中心を担っているのは、80年代、90年代生まれの若い農民工です。この農民工は、以前の農村からの出稼ぎ労働者とちがって、学歴も高い、大学を出た労働者も多いようです。パソコンや携帯などITも使える労働者です。権利意識も高い。
07-22 21:04

そういう労働者が、連帯と団結こそ、自らのくらしを良くし、自らの人生を豊かにする武器だということを、ストで要求を勝ち取る体験を通じて知っていくのです。日本でもこれは、真理だと思います。
07-22 21:07

中国政府は、ストが頻発する事態をいまのところ静観していると報道されていました。労働者の賃金が上がることは、中国国内での消費を高め、中国の経済発展に貢献します。一方、あまりに賃金が上がれば、企業は中国から撤退します。中国企業での賃上げにも連動し、輸出競争力が低下します。
07-22 21:11

中国政府が、いつ、どのように、このスト頻発の事態を収拾するのか、私は、たいへん注目しています。少なくとも、今の中国は、日本の終戦後の20~30年ほどの時期に似ています。経済の高度成長と労働者の教育水準と権利意識の高まりです。
07-22 21:16

中国j政府は、労働者の権利意識の高まりが反政府に向かうことも警戒しているそうですが、中国政府が、この事態にどう対応するか、注目しましょう。経営者と労働者の対立はない方が、国にとっても企業にとってもいいに決まっています。
07-22 21:21

日本でも、中国でも、国と企業の発展の要諦は「ES=Employee satisfy(=従業員満足)」でしょう。企業の人事・労務の専門家(唯一の国家資格者)である私たち社会保険労務士の果たす役割は、いろいろな意味でますます大きくなると私は確信しています。
07-22 21:29

今日の岐阜県多治見市の最高気温は39.4度。39度越えですよ。この暑さ想像できます?。7月としては史上最高(日本でかな)だそうです。多治見駅前では、多治見市のキャラクター「ウナガッパ=河童です」のウチワを配って、煽いで少しでも涼しく、とPRに懸命でした。
07-22 23:15

ちなみに、日本の史上最高気温は、40.9度。岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市(だったと思います)で記録しています。今年のこの異常な暑さは、ひょっとして、この記録を塗り替えるかもしれませんね。41度越え。もう、こうなったら記録更新めざしてGoGo,というわけにもいかないか
07-22 23:19

この暑さは、明らかに地球温暖化のせいですね。なんとかして、この地球温暖化を止めないと、人類の生存条件(環境)そのものが奪われかねません。かつて、気候の大変動によってマンモスが絶滅したように。くわばら、くわばら。
07-22 23:23

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