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 岐阜県多治見市で事務所を開いている社会保険労務士の永江正道と申します。
 経営者も社員も笑顔あふれる会社づくりを全力でサポートしています。
 働く人が生きがいを持てる会社・社会をみなさんとごいっしょに築いていきたいと思います。


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人間尊重の経営哲学と社員のモチベーション

人間尊重の経営哲学と社員のモチベーション
県労働局主催のセミナーとテレビ番組カンブリア宮殿から



昨日(25日)、県労働局や岐阜県商工労働部などが主催する
「よりよい人事・労務管理セミナー」に参加してきました。

この催しは私の住む多治見市に、岐阜県が建設した
セラミックパークMINOのイベントホールという部屋で開かれた。


この建物は、箱モノ知事という異名が与えられた知事がつくった建物だが、
山の中に、見るからに金をかけたと思われる建築物が建っている。

建築物として、悪いものではないが、りっぱと言えばりっぱなのだが、
この税金、他に使い道があるのでは、とは思う。

「はじめてここに入ったが、立派な建物だ」「使っている人は、そんなにいないようだが」
と私の前を行く人たちが話していた。

さて、この催しは2部構成で、第1部では、2つの制度説明があった。
「公正な採用選考のために」と「中小企業退職金共済制度について」。

私の仕事には、参考になる説明だった。

第2部は「社員のモチベーションアップについて」というテーマで
同志社大学政策学部教授である太田肇氏の講演だった。

内容は、以下のようである。

いま、日本の職場では、労働生産性が国際比較でも大きく下がり、
10年ほど前にもてはやされた成果主義も行き詰まりっているが、
それに代わる生産性を高め、国際競争力を強める新たな方策がはっきりみえていないのが現状である。

その一つの案として、2段構えのモチベーション戦略を提案する。
第1段階は、「やる気の足かせ」を取り払うこと。
第2段階として、「前向きなやりがい、やる気を引き出す」ことだ。

「やる気の足かせ」となっていることに4つある。
①労働時間が長い。
②管理が過剰である。
③コミュニケーションが不足した職場の人間関係。
④人事評価への不満。

対策としては、
①3段階評価をすすめる。
②つぎに、やりがい、やる気を引きだす。
③そのためには、「ほめる」認める」ことが大事。

という話だった。

労働時間と、過剰管理のところで、
日本でもっとも休日の多い企業、「管理」をせずやる気を引き出している企業として
岐阜県の未来工業が例に出された。

私もその番組を視たが、先日、未来工業の創業者の山田昭男氏が
村上龍氏のインタビューに答えたカンブリア宮殿という番組の内容が
紹介された。

労働時間が日本でも一番短いこと、「常に考える」が社是で、
これは「考えろ」でも「考えよう」でもなく、自発的に考えることが大切にされていること。
すなわち、管理するのでなく、自立した社員を育てること、ここが大事だという話だった。

私は、この「カンブリア宮殿」を視て、一番印象に残ったことは、山田氏の次の発言である。

未来工業のような会社運営は、ほんとうは大企業がやるべきだというような村上龍氏の発言に、
山田昭男氏は、「大企業や他の会社ではできない。他の企業は、(未来工業のような運営を)
怖がってやらない」と断言されたシーン。

私も、多くはないけれども、さまざまな企業の経営者と話す機会がある。
発想の出発点がちがうといつも思う。

私は、未来工業の経営のカナメは「人間尊重」の経営にあると考えているが、
経営哲学の中核を「人間尊重」に一貫して据えている企業には、お目にかからない。

「ドケチ経営者」の山田氏が一転「反ドケチ」になることがある。
それは、社員のやる気と創造性を引き出すための費用である。
人件費はケチらないのである。
山田氏はそれは、「会社は人間集団だから」と言っておられる。

未来工業の創業者、山田昭男氏の経営哲学を学び、研究し、
この日本に、一つ、二つと、
このようなコンセプトをもった企業を育てていくのが、私の夢である。

以下は、今日の記事に直接の関係はないが、私がよく見るブログ記事でみつけ
「ホー」と思ったので、今日の記事のおまけとして、書いておきます。

折しも、いま日本は、デフレ社会。
「エコノミスト」(2010年10月26日号)も次のように書いている。
日本経済の最大の問題点は、賃金のあがらないことである。
デフレも、格差拡大も、消費低迷も、円高も、財政赤字拡大も、
すべて問題の原因は、賃金のあがらないことにある。
健全な日本経済の再生に、いまゆるやかな賃上げが必要だ。


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