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 岐阜県多治見市で事務所を開いている社会保険労務士の永江正道と申します。
 経営者も社員も笑顔あふれる会社づくりを全力でサポートしています。
 働く人が生きがいを持てる会社・社会をみなさんとごいっしょに築いていきたいと思います。


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「ベニスの商人」 英語で読むシェイクスピアの7作目

「ベニスの商人」 英語で読むシェイクスピアの7作目



The Marchant of Veniece (370x359)

感想を英語で書く力がないので、本から「英文」を引用しながら、日本語で解説します。

二つのテーマがある。
1つは、法律問題。
もう一つは、レイシズム。

アントニオという「ベニスの商人」がシャイロックという強欲なユダヤ人の金貸しから金を借りる。
自分のためにではなく親友ボッサニオのために金を借りる。
船の積荷が港に着けば、返済する予定であった。
ところが、船が難破してしまう。
金が返せなくなって、シャイロックはアントニオを裁判に訴える。

契約内容は、「借金の抵当はアントニオの1ポンドの生肉」である。
裁判官は、ボッサニオの妻であるポーティアという美貌の貴婦人が変装した人物である。

ボッサニオはポーティアからもらった返済金を持っている。
借金の3倍の金を返すので、肉を切り取ることはしないでほしいとお願いするが、シャイロックは「契約は生肉だ」と拒否する。
裁判官ポーティアは判決する。
「契約通り、きっかり1ポンドの肉はシャイロックのものである。
しかし、契約にない血は一滴たりとも流してはならない。
血が流れれば、殺人罪となる」。
裁判の行方をかたずをのんで見守っていたベネチ市民は、この判決に喝采する。

'But wait a moment! Portia said.
'I'd just says a single drop of his blood.
So take your pound of flesh,
but if you spill one drop of his blood when you cut it,
you will lose your land and property.
The state of Venice will take it all.'

'Is that the law?' asked Shylock in desbelief.
'That's the law ,' confirmed Portia. ' Look again at the contract.'

(「アントニオの生肉はあなたのもの」だと私は言いました。)でも、ちょっと、待ってください。
私はアントニオの血について述べようとしています。
あなたにはアントニオの生肉を取る権利があります。
しかし、もしあなたが彼の血を一滴でも流すなら
あなたは、あなたの所有するすべての土地と財産を没収されます。
ベニスの君主はそうするでしょう。

信じられない様子でシャイロックは言った。
「それが法律か」
ポーティアは毅然と告げた。
「法律とはそいうものだ」。――永江訳)


純法律論で言えば、「人の生肉を抵当とした契約」は公序良俗に反し無効であり、生肉を切り取ることは認められない、となるのだが。


もう一つのテーマは反ユダヤ主義、抑圧されたユダヤ人の復讐(Revenge)である。
中世ヨーロッパにおいてユダヤ人は抑圧され、蔑まれ、差別されていた。ベネチアにおいてもそうであった。
ユダヤ人であるシャイロックがベネチア市民の貿易商であるアントニオに利子をつけて金を貸すのでなく、生肉を担保としたのは抑圧されていたユダヤ人の復讐心からであった。

物語の冒頭の場面に次の文章が出てくる。
Shylock did not like him(antonio), More than once the merchant had criticised him in public for charging people high rates of interest on the money he lent them,
He also suspected that Antonio despise him for being a Jew and a moneylender.
Antonio was a Christian and lent money without charging interest.
This had been bad for Shylock's business,
so he did not really want to do this man a favour,
But - and Shylock almost smiled with pleasure at this thought -
it would be a sort of victory to lend money to this man who had always mocked him.

(シャイロックはアントニオを憎んでいた。
ずっとまえにもアントニオは公衆の面前でシャイロックを非難した。シャイロックは金を貸して市民から高い利子を取っている。
シャイロックは、アントニオがユダヤ人である金貸しを軽蔑していることに不信を持っていた。
アントニオはクリスチャンだ。そして利子なしに困った市民に融通していた。
これは、シャイロックの商売を妨害していた。
それで、自分をあざ笑っていたアントニオが金を借りに来たことに勝利の喜びを感じていた――永江訳)

アントニオに金を貸す場面でシャイロックは言う。
'Signor Antonio,' said Shylock.
'You have always treated me badly.
You insult me in public because I'm a moneylender.
You make fun of my religion.
And now you come to me and ask for a loan.
What should I do?
Should I forget the insults and just give you the three thousand ducats?

(「敬愛するアントニオさん」シャイロックは言った。
あなたはいつも私を悪く言っていた。
あなたは私が金貸しであることを軽蔑していた。
あなたは、私の信仰をあざ笑っていた。
今、あなたは私に金を借りに来た。
私はどうすべきか?
私はその侮辱を忘れ、あなたが求める金を貸すだけでいいのか?
(いや、そうではない)――永江訳)


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