今回の介護報酬引き下げは世紀の愚作
もっと、高齢者、働く人を大事にする人間的政治を望む
介護保険制度が創設されるときに、「保険料あって介護なし」という批判がありました。その通りになってしまいました。
今日、介護事業所で、家族会がありました。経営者の方「介護報酬改定で、介護報酬は5.75%減、スタッフが集まらない、スタッフには苦労をかけている、休暇もなしで頑張ってもらっている。なんとかしなければと思う。月1万5千円の利用料の値上げ、理解いただきたい」。事業所の管理責任者「介護の質を落としたくない。他の施設の職員と交流しているが、スタッフにしわ寄せしている事業所もある。今でも介護職場は3Kと言われている。料金引き上げご理解ください」。利用者家族「いい施設に入れて感謝している。これまでは母の年金でカツカツ施設にお世話になれた。しかし、月1万5千円もの料金引き上げは、自分の生活費をさらに切り詰めなければならなくなる。この施設に最後までお世話になりたいと思うが、もう限界だ」。
今回の介護報酬引き下げは、介護難民を多数生み出すと思います。介護制度の崩壊です。利用者や家族も、良心的な経営者も、スタッフも、安心できる、あたたかい介護をすすめるためには、政治を変えるしかない、このことを痛感しています。

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