先日(6/4金)に、岐阜県社会保険労務士会の平成22年度通常総会が開かれた。
とくに、印象に残ったこと3点記しておきます。
1つ目は、全国社労士会連合会 金田修会長 のご挨拶 です。
金田会長は、社労士の社会的地位の向上と仕事の拡充をめざして、
取り組みをすすめたいこととして、次の3点をあげられました。
心から賛同したいことです。
実現に向けて、私にできることはしたいと思っています。
①第8次社労士法改正については、法改正検討委員会を設置し、
「簡裁や労働審判の代理権」獲得に向け検討を開始しています。
その為にも個別労働紛争解決の実績を上げていく必要があり、
連合会としても支援を行います。
②「経営労務監査」を社労士の業務として定着するよう、
テキストを作成し配布します。
③3階建て研修構想を進めます。
1階部分は、社労士の登録時の研修として「社労士修習制度」を導入します。
2階部分は、全国35,000人の社労士が24時間いつでも、どこでも
研修が受けられる「e-ラーニング」を活用した研修制度を導入します。
3階部分は、大学院と連携をして、
社労士業務を補完するような研究をしたい方を支援します。
2つ目は、活発な討論と執行部の誠意ある答弁です。
お決まりの一連の報告と提案のあと質疑応答がありました。
ある方が、「まったく発言なく、ハイ賛成で終わってはさみしいので」
「岐阜県社会保険労務士会の発展を願って」と前置きして、
2、3の質問と意見表明をされました。
全体で4、5人の方が質問・発言されましたが、
執行部も誠意ある答弁をしてみえ、
岐阜県社労士会のメンバーの一人として、うれしくなりました。
まったく、この種の質問や意見表明のないまま、
シャンシャンと終わるのがほとんどの通常総会です。
質問や意見が、1つでも出されれば、執行部も緊張します。
次の1年間、緊張感を持って、総会で決められた業務を執行するうえでも
フロアーからの発言は、大きな意義があると感じました。
3つ目は、懇親会のテーブルで、出会った方との会話です。
この方は、「労働判例研究会」を主宰してみえます。
「松下プラズマディスプレイの違法派遣(偽装請負)」についての裁判のことなどで
いろいろ教えていただきました。
この話は、また、次の記事にまわします。
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